派遣される神様

中世は神々が現実の存在だと人々は思っていました。各地に領地をもつ大きな神社は、その地に神様を派遣します。村に領主の神社と同じ神を祀る神社を創建しました。派遣された神様の役目は、第一は領地の安全と豊作です。もう一つは、領地の人々が、領主である神社の言うことを聞かず反抗したり、年貢を納めないことを見張っていました。反抗すると神は怒り、村に神罰を下すと脅していました。人々の身近にいる神は怒ると災いをもたらす、怖い存在でした。現地で具体的な強制力を持たない神社は神様を利用したのです。春日市でも京都の石清水八幡宮の領地だった白水には八幡宮が、太宰府天満宮の領地だった須玖には菅原神を祀る老松宮が置かれた理由です。

【寺崎直利】

派遣される神様

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